考え方

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株価の上昇

株価の上昇

 

はじめに

今日は、日経平均で 39,773.13で終わりました。ドル為替が動かなければ、200円以下の上昇と予想していましたので、その2倍となりました。ほとんど変化ありません。

先週は下げ基調でしたが、今週は連騰です。ただ4万円には到達していません。4万が壁となっています。

昨日の月曜日は昨週末より日経平均株価:0.91%、TOPIX:0.95%、ドル建ての日経平均:0.84%の上げでした。

 

 

日本株

 

日本株に関連する話題として、新日鉄USスチールに対するTOBが上げられていますが、今日は特に変化がないでしょう。

下図は過去2年のチャートです。昨年5月より日本の株価は、急に上がってきたことが解ります。ただ、ドル建てでは23年末から上げています。昨年末は為替相場で日本円が上がっていまいたが、能登沖地震で円が再び下がったことを示しているのでしょう。

日経平均株価

2月22日に日経平均が34年ぶりに最高値を付けたとニュースで大きく取り上げていました。それは1989年大納会で付けた日経平均38,957.44円以上の日経平均株価を記録しただけで、実際の意味はありません。

日経平均株価は毎年銘柄を見直しています。また、計算方法も変えています。変更前後の連続性を保つためですが、長期のことは考えていません。

38,957.4

ja.wikipedia.org

全てのTOPIXを年単位で、チャートにしました。1949年から2023年までです。


おわりに

 

株価の動きには、さまざまな要因が関与します。その中には、証券会社、大口投資家、日本の金融機関などによる株価操作が含まれます。(インフレターゲット2%という事は、同じ物の価値は2%づつ下がるのを目標にするという事です。だから、株価は2%上げなくてはいけません。普通の上場企業は配当金を払った後でも利益を出しています。)市場の予測は誰にも不可能ですが、株式市場の期待値は通常1以上であると思います。ネット証券では手数料が低く、24時間指値で取引が可能であり、ウェブサイトやアプリも使いやすく、情報も充実しています。

伝統的な証券会社は、多くの証券マンを雇っており、顧客の電話や窓口での対応、顧客の要望に合う商品を見つけ、資料を作成し、訪問するなど、非常に大変な仕事ですが、顧客との利益が反対になるシステムです。「存在意義はどこにあるのか」と考えなければ、生き残れないように思います。