パスワードの管理
作成
ネット環境では常にパスワードが必要です。パスワードを作成する際には、一般的に1バイト文字を使用しますが、アルファベットの大文字、小文字、数字、記号を組み合わせることで強力なパスワードを作成することができます。例えば、「watakusi」のような単語を元に、次のような対応表を作成します。「w」→「W」、「a」→「a」、「t」→「T」、「k」→「K」、「u」→「8」、「s」→「s」、「i」→「!」。これにより、「waTaK8s!」という強力なパスワードが生成されます。元のスペルと対応表は自分で暗記できるものにしてください。特に対応表は何度も使用する必要があるため、覚えやすくしておくことが重要です。多くのサイトでは一定の期間が経過するとパスワードの変更を要求してきます。また、ほとんどの場合、パスワードの最小文字数は8文字以上です。さらに、一部のサイトでは大文字と小文字を区別しないし、特定の記号を使用できないなどの制限があります。「@」などの記号は多くのサイトで使用できませんので注意してください。
対応表の例
A | a | I | ! | Q | q | Y | 6 |
B | B | J | J | R | R | Z | ? |
C | 0 | K | K | S | s | ||
D | / | L | 1 | T | T | ||
E | E | M | 3 | U | 8 | ||
F | 5 | N | 2 | V | 9 | ||
G | g | O | - | W | w | ||
H | + | P | - | X | X |
管理
パスワードを作ったら、それを再現できるが、他にもれないように、管理しなくてはいけません。
サイト名と元のスぺルを表計算に記録しておきます。そこ見れば、対応表からパスワードを再現できます。表計算のデーターだけではパスワードは解りません。対応表は絶対他人に知られないように管理することが必要です。頭の中に留めておくのが一つの方法ですが、他にも安全な方法があるかもしれません。
専用のパスワード管理ソフトウェアを利用することもおすすめです。これらのソフトウェアはパスワードを安全に管理し、必要に応じて自動生成したり、保存したりする機能を提供しています。以下はいくつかの無料のパスワード管理アプリのサイトです:
1. LastPass(https://www.lastpass.com/ja)
2. Bitwarden(https://bitwarden.com/)
3. KeePass(https://keepass.info/)
これらのアプリを使用することで、パスワードを安全に管理し、記憶する手間を省くことができます。
おわりに
ネットを扱う場合、id、パスワードは避けて通れません。セキュリティと使い易さは相反しますが、安全のためです。いろいろと工夫する事が必要です。一例を紹介しました。参考になれば幸いです。