考え方

あるの視点から

デイケアのリハビリテーション ー施設を中心にー

はじめに

デイケアは要介護者に対する医療サービスであり、介護保険ではなく健康保険の財源から支払われています。開設者は医師で、看護師も常駐しており、ほとんどのスタッフは理学療法士作業療法士介護士社会福祉士などの国家資格を持っています。利用者の状況は施設によって異なりますが、私が利用している施設では社会復帰を目指しており、自主的なマシンの利用など、利用者の自主性を重視しています。

以下に、現在私が通っているリハビリについて具体的に述べます。

デイケア - Wikipedia

 

施設

リハビリ中心のデイケアデイケアリハビリテーション)は、主に高齢者や障がい者が利用する、日帰りでリハビリテーションを行う施設です。ここでは、以下のような特徴やメリットがあります。

デイケアの主な目的

1. 身体機能の維持・向上
   理学療法士作業療法士などの専門職によるリハビリテーションを通じて、身体機能の改善や維持を図ります。療法士による15分の個別指導がある。利用者ごとに担当する療法士は決まっていて、色々なことをその療法士が利用者の承認を得ながら決める。

2. 社会参加の促進
   他の利用者との交流やグループ活動を通じて、社会性を高めることができます。利用者同士会話もよくします。また、会話の中に入れるように気を付けてもいます。

3. 日常生活のサポート
   日常生活動作(ADL)の向上や維持を目指したトレーニングが行われ、自立した生活を支援します。デイケアでは自主性を重んじています。スタッフがサポートはしますが、認知症が進んだ人には向いていません。

4. 家族の負担軽減
   利用者がデイケアを利用することで、家族の介護負担を軽減することができます。市区町村内では送迎しています。

デイケア内容

1. リハビリテーション
   理学療法(PT):歩行訓練、筋力強化、バランストレーニングなど
   作業療法(OT):手先の訓練、日常生活動作訓練、趣味活動など

2. 健康管理
   定期的な健康チェック(毎回、最初と最後には血圧測定、体温測定を行います。)をおこないます。また、医師や看護師には医療の相談を受け付けています。

3. 認知症予防
   脳トレとして、クイズや数独の用紙がたくさん用意されています。

利用方法

1. 利用対象
   主に介護保険の対象となる高齢者や身体障がい者が利用できます。骨折などのリハビリも行いますが、そういった人は早期に卒業します。

2. 利用手続き
   介護保険の認定を受けた上で、ケアマネージャーと相談し、利用計画を立てます。
   施設の見学や体験利用を行い、正式に契約を結びます。

3. 利用費用
   介護保険を利用する場合、一部自己負担があります。負担割合や費用については市町村や施設により異なりますが、決まっています。

デイケアメリット

1. リハビリの効果
   定期的なリハビリを受けることで、身体機能の向上や維持が期待できます。

2. 社会的つながりの維持
   他の利用者やスタッフとの交流を通じて、孤立感を減少させることができます。

3. 介護者の負担軽減
   日中、デイケアを利用することで、介護者がリフレッシュする時間を持つことができます。

リハビリ中心のデイケアは、利用者の身体機能の向上や生活の質の向上に大きく寄与するサービスです。介助は原則目に見えないようにします。

さいごに

デイケアでは、豊かな孤独から解放されるリハビリを受けられます。また、スタッフは全面的に利用者を受け入れるように教育されています。そのため、スタッフはよく謝ります。この前、担当の理学療法士から、杖歩行の際には介助が必要なので必ず人を呼ぶように言われていたのですが、つい忘れて立ち上がった時に、「気づいてあげられなくてごめんね」と言われましたが、本来であれば私が叱られるべきです。人を介護するのは非常にストレスがかかる仕事です。それを感じさせないようにし、明るい雰囲気を作っているスタッフに感謝しています。