考え方

あるの視点から

ブログをリハビリで活用

はてなブログを始めて2か月になります。料金を払ってブログを始めたのは、広告を付けずに自由に画面デザインをするためです。このブログでお金などの利益を得たいとは思っていません。私の知識を少しでも引き継いで欲しいと思っています。

私は脳溢血のため右半身麻痺と複視がある73歳です。歩行器を使っていて、飲みに出たり、旅行をするなどお金がかかる事は出来ません。年金は国民年金、年金基金、私設年金が給付されており、障害者として料金が安くなることも色々あります。従って、年金以内で十分暮らせています。利益を求めることには興味がありません。

ブログを作るのは非常に頭を使うので、脳トレにはいいと思います。私は脳出血で倒れてから7年余になります。そのうちの2年間はほとんど記憶がありません。その後の3年間は夢の中のような状態でした。はっきりしてきたのはここ2年です。変化の激しい時代ですので、浦島太郎状態です。変わらないことに変化したことが混じっていて、戸惑います。

2年ほど前にパソコンを更新して使い始めました。

最近では、最初から通っているリハビリテーション病院の利用者からも「よくなったね」と言われますし、スタッフからも「杖歩行ができるようになるなんて」と驚かれます。以前は移動は車椅子で、リハビリ中もほとんど寝ていたようです。20分ほどのグループでの運動も、当時はとても辛かったことを覚えています。それだけ体力がありませんでした。

現在、ブログの作成や株式投資など、頭を使う活動を通じてリハビリが進んでいることを実感しています。

新しいパソコンを購入してから2年が経ちますが、その直後から株式投資を再開しました。ちょうど株価が上がる良い時期だったと思います。再開直後には変な売買もしていましたが、平均株価の上昇に支えられて乗り切ることができました。

株式投資には多くの知識が必要で、ネットで情報を探していますが、そういったことも脳トレになります。また、ChatGPTはアルトマン氏が岸田首相を訪問した2023年4月10日のニュースを見てダウンロードして使っています。最近は能力も向上し、ブログの校正などをしてもらっています。ほかに、翻訳や表を作ってもらったり、要約をしてもらったりもしています。他の対話型AIより優れているように思います。

リハビリをしていますが、歩行するためには、知覚が必要です。三半規管だけでなく、足の裏などで力が掛かっている部位を知ります。加速度を感じ、目で移動を把握し、それらを大脳で統合しています。初期の段階では視覚が最も重要です。それぞれの情報を大脳が統合しますが、状態に応じて重み付けを瞬時に判断しています。それには、大脳だけでなく小脳や末梢神経も関わります。熱いと手を引っ込めるのも、自転車に乗れるのも、こういった機構があるためです。

人の足と脚は他の哺乳類と随分違いますが、4足歩行の為です。体重を支え、姿勢を制御する為には直接的には大きな足と踝の力が必要です。膝・腰の筋肉が補助し、協調します。健常者には理解できないでしょうが非常に複雑です。

脳出血で、できなくなったことは多いですが、新しく知ったことも、気づいたことも沢山あります。

これからもブログを通じて、知識や経験を共有しながら、自分自身の成長を続けていきたいと思います。

(24年5月30日)