社会問題
はじめに 日本の戦後復興は、敗戦という絶望的な状況から始まりました。1945年、空襲によって多くの都市は焼け野原となり、経済も社会も崩壊状態にありました。そこから数十年で高度経済成長を遂げ、日本は世界第2位の経済大国にまで成長します。その復興は…
このブログの要約 現代世界では、円安や物価高などの経済問題と、外国人排斥や政治的分断が同時に広がっています。日本だけでなく、欧米でも民族主義や強いリーダーを求める動きが目立つようになりました。これらは別々の現象ではなく、経済構造の変化から生…
はじめに 私たちはスポーツの世界で、日本人選手が活躍すると自然に心が動きます。野球では大谷翔平選手、サッカーでは三笘薫選手、長谷川唯選手、谷川萌々子選手などを、ほとんどの国民が応援しています。また世界で活躍する日本の歌手や研究者なども応援し…
はじめに 近年の日本経済をめぐる議論では、「積極財政」「円安」「物価高」「国債」といった言葉が、日常的に使われるようになりました。これらはしばしば別々の問題として語られますが、実際には一本の糸でつながっています。 資金需要に対して通貨供給が…
はじめに 「システム」という言葉は、現在では主にコンピュータ、とりわけ電算機のソフトウェア分野で日常的に使われています。業務システム、情報システム、プラットフォームシステムなど、私たちはこの言葉をほとんど疑うことなく使っています。しかし、こ…
はじめに 近年の日本経済を語るうえで、「物価高」「円安」「金利」は切り離せない関係にあります。ニュースではそれぞれが個別の話題として扱われがちですが、実際には一本の線で結ばれています。本稿では、政策金利と国債金利、為替相場と物価の関係を整理…
はじめに 最近の日本では、ハイパー・インフレのような急激な物価上昇は起きていませんが、生活必需品、エネルギー、サービス価格まで幅広く値上がりが続き、生活がじわじわと苦しくなっています。この「じわじわ型の生活悪化」の背景には、アベノミクスの柱…
はじめに 現代の通貨は、かつてのように金(ゴールド)と交換可能な「兌換紙幣」ではなく、国家の信用と政策運営によって価値が決まる不換紙幣(フィアットマネー)です。金本位制の束縛を離れたことで、通貨発行・金利政策・財政運営は飛躍的に自由度を増し…
はじめに 一般論として、第二次世界大戦期の財閥、豪商、豪農といった富裕層や特権階級の死亡率(戦死率を含む)は、平均(一般国民や兵士)よりも低かった可能性が高いと考えられています。 このことに関する確実な統計データを見つけるのは困難ですが、当…
はじめに 戦争は、そのコストを冷静に見積もると極めて非経済的な行為です。都市、インフラ、生産設備といった有形資産を破壊し(直接的な破壊コスト)、多数の人命を失う(無限大の人的資本の損失)。さらに、本来教育、医療、科学技術といった生産性の高い…
はじめに 老齢化が進む現代日本において、「介護」は誰にとっても避けて通れない課題です。そんな中で重要になるのが、社会全体で高齢者を支える仕組みである「介護保険制度」です。現在の私は一利用者ですが、25年ほど前には介護保険支援専門員(ケアマネ…
はじめに 禅宗は日本に大きな影響を与えており、それは 建築、庭園、茶道、書道、絵画などの美意識だけでなく、行間を読んだり、忖度する日本精神の基盤にもなってきました。これらの文化的要素は、現代では精神的圧力の一因ともなっていますので、日本文化…
はじめに 『サピエンス全史』では、『栽培とは植物の家畜化である』と述べられています。これは、ホモサピエンスが自身の都合に合わせて植物を品種改良し、競争相手となる他の植物を淘汰することで、生態系を変化させてきたことを意味します。動物と植物は相…
はじめに ピーター・ドラッカーは「現代経営学の父」として知られ、企業経営のみならず、個人の生活やNPOの運営にも役立つ洞察を提供しています。本記事では、ドラッカーのマネジメント論の核心を取り上げ、それを日常生活や非営利組織に応用する方法を探り…
はじめに ヨーロッパの飲食文化は、地理的条件、気候、そして水事情に大きく影響を受けて発展してきました。ヨーロッパ大陸では、そのまま飲める清浄な水源は限られており、特に石灰岩土壌の地域では硬水が一般的でした。この硬水は料理や飲料の味に影響を与…
はじめに 世界最大の砂漠として知られるサハラ砂漠は、その広大な風景、豊かな歴史、そして独特の生態系で、多くの人々を魅了してきました。このブログでは、サハラ砂漠の特徴やその魅力、歴史、さらには未来への課題について掘り下げていきます。 サハラ砂…
はじめに 聴覚に障害がない限り、私たちは音声を使った言語で考えています。言語は日々のコミュニケーションの中で重要な役割を果たしています。しかしそれだけでなく、思考にも言語を使っています。言語を使いだしたのは人類の「進化」には最も大きな出来事…
[24/11/05] 序章:再びトランプ時代へ 2025年、アメリカは再びドナルド・トランプ氏を大統領に迎えることとなりました。この再登場は、国内外での政治的・経済的変化を予感させる重要な出来事として注目されています。そして、新政権の一翼を担うと報じられ…
はじめに ベルリンの壁崩壊やソ連邦の解体を経て、一時は勝利したかに見えた資本主義が、さまざまな場面でその限界を露呈し、歪みを伴う行動を引き起こしています。特殊詐欺の横行やウクライナ戦争、ガザ侵攻といった問題も、根底には同じ原因が潜んでいるの…
はじめに 兵庫県知事選で斎藤知事が再選されたことを受けて、日本の報道機関への信頼が低下していることが浮き彫りになりました。大手メディアの記者たちは、この現状を真摯に受け止める必要があります。統一教会やジャニーズ問題など、大きな社会問題を報じ…
はじめに 昨年4月、OpenAIのCEOであるアルトマン氏が来日し、岸田首相と会談したというニュースを見て、すぐにChatGPTの無料版を試してみました。当初の印象は「日本語が不自然で、使い物にならない」というものでした。しかし、その後もChatGPTに関する話題…
はじめに 現代日本が抱えるさまざまな不安は、社会的・経済的な課題や未来への漠然とした不透明感から生じています。これらの不安は、個人の生活や社会の安定に大きな影響を及ぼし、若年層から高齢者まで幅広い世代に共通の課題となっています。今回は、現代…
はじめに 国連は世界の幸福度を毎年調査し、24年は日本は世界で51番目となっています。143カ国がランキングされ、北朝鮮など,一部の国はデーターが公開されていないため、除外されています。私は、随分低いと思います。そこでこの結果を考察します。 世…
はじめに 情報とエントロピーは、私たちの身の回りや社会でどのように関連しているのでしょうか。エントロピーは一見すると難しい物理の概念ですが、実は情報とエントロピーの関係を理解することで、現代のデジタル社会や生物学、さらには人間の行動までをも…
はじめに 私たちが持つ記憶は、過去の出来事を忠実に再現するものではなく、常に主観的なフィルターを通して再構成されたものです。ある出来事をどう感じたか、誰と一緒にいたか、そのときの気持ちはどうだったか—これらの要素が記憶に影響を与え、事実と少…
はじめに ここ1年ほど、戦争や紛争に関するニュースが増加しており、大規模な戦争に発展するのではないかとの懸念が高まっています。報道では「テロ」「紛争」「戦争」「暴動」といった用語が頻繁に使われますが、それぞれの定義や特徴には違いがあります。…
はじめに ポピュリズムと民主主義は、現代の政治において頻繁に話題に上がる重要なテーマです。これらはしばしば対立的に捉えられることがありますが、実際には複雑な関係性を持っています。このブログでは、ポピュリズムと民主主義の基本的な特徴と、その関…
はじめに 「選択的夫婦別姓」が現在、政治課題として浮上しています。これまで日本では夫婦同姓が当然のこととされてきましたが、実は世界的に見て、夫婦に同じ姓を強制する国は多くありません。 歴史的に見ると、江戸時代までは「姓」を持つ事は特権とされ…
はじめに 2024年の自民党総裁選が注目を集めていますが、その背景には旧統一教会との関係が再びクローズアップされています。特に、総裁候補者たちが旧統一教会とのつながりに関する質問に対して明確な回答を避けていることが問題視されています。以下では、…
はじめに 21世紀に入り、日本の労働環境や経済状況は大きく変化しています。賃金が上がらない事、社会保険料の負担増加、そして消費税率の引き上げが、働く人々に経済的な負担を増大させています。ここでは、賃金、社会保険料、税金、物価に関する現状を整理…